ユーザープラグインの作成
イントロダクション
ユーザープラグインは通常、.NETライブラリであり、RPA開発者はINTELLIBOTデザインスタジオ内で利用する複雑な.NETコンポーネント/ライブラリをシームレスに使用することができます。
はじめ方
- とても単純なユーザープラグインを書きます。
- VB.NETもしくはC#.NETで.NETクラスライブラリプロジェクトを作成します。
- この例ではVB.NETを使用しますが、C#でも同様です。
- INTELLIBOT は .NET 4.5 バージョンで実行され、従来のオペレーティング システムとの互換性を確保しますので、プラグインプロジェクトが.NET Framework 4.5バージョンをターゲットにしていることを確認してください。
- 次は、このライブラリがプラグインであることをINTELLIBOTに知らせるための重要なステップです。
以下に示すようにアセンブリ“System.AddIn”をプロジェクトレファレンスへ追加します。
また、プラグインを介して公開する必要があるクラスは、"System.AddIn. AddIn" 属性が、下の図に示すように設定されていることを確認してください。
- NTELLBOTはこの属性を使用してプラグインアセンブリ内のクラスを識別し、これらのクラスのすべての静的メソッドを読み込みます。
最後に、メソッド/関数がstaticとして示されていることを確認してください。
infoコンポーネントプレビュー(INTELLIBOTデザインスタジオではこのように表示されます)
おめでとうございます。最初のプラグインが作成されました。
戻り値
単一の値を返すには、次の例に示すように関数を記述します。
info コンポーネントプレビュー:(INTELLIBOTデザインスタジオではこのように表示されます)
次の例に示すように、属性と 'ByRef' パラメータを使用して複数の値を返すこともできます
info コンポーネントプレビュー:(INTELLIBOTデザインスタジオではこのように表示されます)
プラグインのインストール
プラグインを構築したら、以下の手順に従って、アセンブリをINTELLIBOTデザインスタジオにインポートします。
- INTELLIBOTプロジェクトフォルダに移動します。
- ‘UserPlugins’フォルダーが存在しない場合は作成します。
- プラグインDLLを配置するために、任意の名前(たとえば、「MyPluginDir」)で新規フォルダーを‘UserPlugins’に作成します。
- プラグインDLLを「INTELLIBOTプロジェクトフォルダ \ UserPlugins \ MyPluginDir」に配置します。
以上の手順を完了後。
- INTELLIBOTスタジオの右上隅にある User Plugins(ユーザープラグイン) へ移動します。
- Add User Plugin(ユーザープラグイン の追加) をクリックします。
- 該当のプラグインを選択し、OKをクリックして追加します。
- 追加されると該当のプラグインは User Pluginsフォルダーに追加されます。
- 以下のようにツール ボックスに読み込まれたすべての静的メソッドを表示することもできます。