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SendKeys

SendKeysコンポーネントを使用すると、テキストボックス、ドロップダウンリストなどにデータを入力できます。
データを入力するアプリケーションを選択し、追加するテキストを指定することができます。

SendKeys コンポーネントは、プロセス間通信 (IPC) を使用するのではなく、キーボード ストロークをシュミレーションします。
Shift、Control、F1、F2などの特別なキーをアプリケーションに送信することもできます。

サポートされている機能

標準のキーボード文字以外に、SendKeysコントロールは以下の特殊キーもサポートしています。
アプリケーションに特殊キーを送信するには、角括弧を使用します。

EnterTabWIN+Rなどの特殊キーをアプリケーションに送信する場合、角括弧を用いて [Enter][Tab][Win+R] などとします。

サポートされているキーボードキー 説明
AbntC2 ABNT_C2 (ブラジル) キー
Add 加算記号(+)キー
Apps アプリケーションキー(Microsoft Natural Keyboard)
Attn Attnキー
B B キー
Back BackSpaceキー
BrowserBack ブラウザの戻る キー
BrowserFavorites ブラウザのお気に入り キー
BrowserForward ブラウザの進む キー
BrowserHome ブラウザのホーム キー
BrowserRefresh ブラウザの更新 キー
BrowserSearch ブラウザの検索 キー
BrowserStop ブラウザの中止 キー
C C キー
Cancel Cancel キー
Capital Caps Lock キー
CapsLock Caps Lock キー
Clear Clear キー
CrSel CRSEL キー
D D キー
D0 0 (ゼロ) キー
D1 1 (いち) キー
D2 2 キー
D3 3 キー
D4 4 キー
D5 5 キー
D6 6 キー
D7 7 キー
D8 8 キー
D9 9 キー
DbeAlphanumeric DBE_ALPHANUMERIC キー
DbeCodeInput DBE_CODEINPUT キー
DbeDbcsChar DBE_DBCSCHAR キー
DbeDetermineString DBE_DETERMINESTRING キー
DbeEnterDialogConversionMode DBE_ENTERDLGCONVERSIONMODE キー
DbeEnterImeConfigureMode DBE_ENTERIMECONFIGMODE キー
DbeEnterWordRegisterMode DBE_ENTERWORDREGISTERMODE キー
DbeFlushString DBE_FLUSHSTRING キー
DbeHiragana DBE_HIRAGANA キー
DbeKatakana DBE_KATAKANA キー
DbeNoCodeInput DBE_NOCODEINPUT キー
DbeNoRoman DBE_NOROMAN キー
DbeRoman DBE_ROMAN キー
DbeSbcsChar DBE_SBCSCHAR キー
DeadCharProcessed このキーは、1 つの結合された文字を作成するために別のキーと一緒に使用されます。
Decimal 小数点 キー
Delete Delete キー
Divide 除算記号(/) キー
Down ↓ キー
E E キー
End End キー
Enter Enter キー
EraseEof  Erase Eof キー ERASE EOF キー
Escape Esc キー
Execute Execute キー
ExSel Exsel キー
F F キー
F1 F1 キー
F10 F10 キー
F11 F11 キー
F12 F12 キー
F13 F13 キー
F14 F14 キー
F15 F15 キー
F16 F16 キー
F17 F17 キー
F18 F18 キー
F19 F19 キー
F2 F2 キー
F20 F20 キー
F21 F21 キー
F22 F22 キー
F23 F23 キー
F24 F24 キー
F3 F3 キー
F4 F4 キー
F5 F5 キー
F6 F6 キー
F7 F7 キー
F8 F8 キー
F9 F9 キー
FinalMode IME ファイナルモード キー
G G キー
H H キー
HangulMode IME ハングルモード キー
HanjaMode IME 韓文漢字 キー
Help Help キー
Home Home キー
I I キー
ImeAccept IME Accept キー
ImeConvert IME 変換 キー
ImeModeChange IME モード変換要求
ImeNonConvert IME 無変換 キー
ImeProcessed IMEによって処理されている実際のキーをマスクする特別なキー
Insert Insert キー
J J キー
JunjaMode IME Junja モード キー
K K キー
KanaMode IME かなモード キー
KanjiMode IME 漢字モード キー
L L キー
LaunchApplication1 アプリケーション 1 の起動 キー
LaunchApplication2 アプリケーション 2 の起動 キー
LaunchMail メール起動 キー
Left ← キー
LeftAlt 左Alt キー
LeftCtrl 左 Ctrl キー
LeftShift 左 Shift キー
LineFeed LineFeed キー
LWin 左 Windows ロゴ キー (Microsoft Natural Keyboard)
M M キー.
MediaNextTrack メディアの次のトラック キー
MediaPlayPause メディアの再生/一時停止 キー
MediaPreviousTrack メディアの前のトラック キー
MediaStop メディアの停止 キー
Multiply 乗算(*) キー
N N キー
Next Page Down キー
NoName 今後使用するために予約されている定数
None 押されたキーがありません
NumLock Num Lock キー
NumPad0 テンキーの 0 キー
NumPad1 テンキーの 1 キー
NumPad2 テンキーの 2 キー
NumPad3 テンキーの 3 キー
NumPad4 テンキーの 4 キー
NumPad5 テンキーの 5 キー
NumPad6 テンキーの 6 キー
NumPad7 テンキーの 7 キー
NumPad8 テンキーの 8 キー
NumPad9 テンキーの 9 キー
O O キー
Oem1 OEMキーボードの 1 キー
Oem102 OEMキーボードの 102 キー
Oem2 OEMキーボードの 2 キー
Oem3 OEMキーボードの 3 キー
Oem4 OEMキーボードの 4 キー
Oem5 OEMキーボードの 5 キー
Oem6 OEMキーボードの 6 キー
Oem7 OEMキーボードの 7 キー
Oem8 OEMキーボードの 8 キー
OemAttn OEMキーボードの ATTN キー
OemAuto OEMキーボードの Auto キー
OemBackslash OEMキーボードの 円記号 キー
OemBackTab OEMキーボードの Backtab キー
OemClear OEMキーボードの Clear キー
OemCloseBrackets OEMキーボードの 右角かっこ キー
OemComma OEMキーボードの コンマ キー
OemCopy OEMキーボードの Copy キー
OemEnlw OEMキーボードの ENLW キー
OemFinish OEMキーボードの FINISH キー
OemMinus OEMキーボードの マイナス キー
OemOpenBrackets OEMキーボードの 左角かっこ キー
OemPeriod OEMキーボードの ピリオド キー
OemPipe OEMキーボードの Pipe キー
OemPlus OEMキーボードの 加算 キー
OemQuestion OEMキーボードの 疑問符 キー
OemQuotes OEMキーボードの 引用符 キー
OemSemicolon OEMキーボードの セミコロン キー
OemTilde OEMキーボードの チルダ キー
P P キー
Pa1 PA1 キー
PageDown Page Down キー
PageUp Page Up キー
Pause Pause キー
Play Play キー
Print Print キー
PrintScreen Print Screen キー
Prior Page Up キー.
Q Q キー
R R キー
Return Return キー
Right → キー
RightAlt 右 ALT キー
RightCtrl right CTRL キー
RightShift right Shift キー
RWin 右Windows ロゴ キー (Microsoft Natural Keyboard).
S S キー
Scroll Scroll Lock キー
Select Select キー
SelectMedia メディアの選択 キー.
Separator 区切り記号 キー
Sleep コンピュータのスリープ キー
Snapshot Print Screen キー
Space Space キー
Subtract 減算記号(-) キー
System システム キーとして処理されている実際のキーをマスクする特殊なキー
T T キー
Tab Tab キー
U U キー
Up ↑ キー
V V キー
VolumeDown 音量下げる キー
VolumeMute 音量ミュート キー
VolumeUp 音量上げる キー
W W キー
X X キー
Y Y キー
Z Z キー
Zoom Zoomキー

ポート

SendKeysコンポーネントは、既定ではコントロール入力ポート、コントロール出力ポート、およびデータ入力ポートを持っています。

ポート 説明
Control In(コントロール入力) 1つ以上のコンポーネントのコントロール出力ポートに接続する必要があります。
Control Out(コントロール出力) 別のコンポーネントのコントロール入力ポート、または既定のエンドコンポーネントに接続できます。
Data In(データ入力) 特定のアプリケーションに入力するテキスト(文字列)を指定します。特殊キーは、角括弧を使用して渡すことができます。
例えば、[Enter] [LeftCtrl + c] Intellibot [LeftCtrl + s]

プロパティ

SendKeys コンポーネントのプロパティを編集するには、[プロパティ] ウィンドウで必要なプロパティを変更します。     

編集できるプロパティは以下の通りです。

プロパティ 説明
Search それぞれのプロパティを検索します。
Delay After Execution アクションが実行された後(秒単位)の待機時間を指定します。
Delay Before Execution アクションが実行されるまでの待機時間(秒単位)を指定します。
Delay between each key press テキスト入力中にキーを押すたびに待つ時間(秒単位)を指定します。
Clear Existing Value 実行前に既存の入力を消去します。
Input SendInput : ターゲット アプリケーションへのキー ストロークをシミュレーションする方法です。一部の Unicode 環境を除き、ほぼすべての環境で動作します。  
SendKeys :SendInput などのキー ストロークをシミュレーションするもう一つの方法ですが、オペレーティング システムによって適用される特定の制限の下で動作します (たとえば、RDP セッションでは機能しません)。  
Background : SendInput キーと SendKeys とは異なり、Windows メッセージングを使用してキー ストロークをシュミレーションします。主に Windows メッセージングに依存するアプリケーション(Windows デスクトップ アプリケーションなど)に対して機能します。    
Scancodes:仮想キーストロークを送信するもう一つの方法です。この方法は、上記の方法が動作しない場合に非常に役立ちます。
Name SendKeysコンポーネントの名前を指定します。自動化するアプリケーションフィールドに一致する名前を常に設定します。
Click X X 軸上のクリックアクションの場所を指定します。
Click Y Y 軸上のクリックアクションの場所を指定します。
Search as A Gray Scale Image 選択した領域をグレースケール画像として定義します。
Threshold キーの送信操作を実行する前に画像の一致精度を指定します。値 1 は 100% の一致を定義し、0.5 は 50% の一致を定義します。既定値は 0.9 (90%) 一致です。
Max Wait Time in Seconds アプリケーションが画面に表示されるまでの待機時間(秒単位)を指定します。既定値は 30 秒です。
Wait After Image Found 画像が見つかった後の待機時間を秒単位で指定します。
Wait For Create アプリケーションが画面に表示されるのをキー送信コンポーネントが待つ必要があるかどうかを指定します。既定値は True(はい) です。

Alt +f キーボード ショートカットを使用してメモ帳の [ファイル] メニューを開きたいと仮定します。

[LeftAlt+f] キーボードショートカットを使用して[ファイル]メニューを開くという例を考えてみましょう。

SendKeysコンポーネントを使うには:

1. ToolboxActionsを展開します。 2. SendKeysコンポーネントをデザインサーフェイスにドラッグアンドドロップします。 3. SendKeysコンポーネントをダブルクリックして、複数の画像を追加します。
4. SendKeysコンポーネントのをクリックし、領域を選択します。
その後、Ctrl+Shiftキーを押すと、マウスポインターが十字線になります。
6. 最初のキャプチャ画像が画面に表示されていない場合、次のキャプチャ画像を検索します。をクリックして、次の画像を追加します。 7. メモ帳アプリケーションの必要な領域を選択します。この例では、メモ帳のスクリーンショットをキャプチャします。選択した領域がSendKeysコンポーネントに表示されます。 8. テキストインプットプロパティをダブルクリックし、[LefAalt+f]と、キーボードショートカットキーを入力します。 9. 以下のポートを接続します:
  • StartコンポーネントとSendKeysコンポーネント間のコントロールポート。
  • SendKeysコンポーネントのコントロール出力ポートと既定のエンドコンポーネントのコントロール入力ポート。
10. ツールバーのRunをクリックします。

実行結果

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サンプルの文書ですので、ご注意ください。サンプルの文書ですので、ご注意ください。サンプルの文書ですので、ご注意ください。